審査官との信頼関係について

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皆さま、こんにちは。
代表の山内隆司(やまうち たかし)です。

本日は、
熊本滞在で業務を進めております。

今朝は、
スターバックスにて
お客様とのメール相談業務を進めております。

説明文があると、改めて認識することはよくありますね。アイスコーヒーを作るときは、氷の量を考えてお湯の量は半分で良いそうです。
説明文があると、改めて認識することはよくありますね。アイスコーヒーを作るときは、氷の量を考えてお湯の量は半分で良いそうです。

■店内を意識せずに
見回しているとPOPが目に入りました。

「アイスコーヒーをつくるときは、
氷の量を考えて
コーヒーを作るときは
お湯の量は半分で良い」そうです。

普段から
アイスコーヒーを飲まないので、
「氷の量」や「お湯の量」を意識したことはありませんが、
このように説明されると「あ、そうか」と納得してしまいます。

■今年で建設業許可申請の専門として
 創業37年をむかえ、
 私自身の実務経験も22年以上になります。
 
 創業から気を付けていることに、
 「専門家が当然と思っていることでもお客様には説明をする」
 ということがあります。

 今回、
 スターバックスで改めて説明をするということの
 大切さを意識し直しました。

私は業務で使用している万年筆、ボールペン、筆ペンです。このペンに触れると一気に仕事モードになります!
私が長年業務で使用している万年筆、ボールペン、筆ペンです。このペンに触れると一気に仕事モードになります!

■建設業許可申請は、
 実務経験積まないと知識が定着しない特殊な許認可です。

 審査窓口では、
 20年以上経過してから、
 「いまさらその部分を訂正するのですか」という
 ことがよくあります。

 また、
 先月まで通じていた立証資料も
 認定されずらくなったり、
 逆に緩和されることもあります。

 長く実務をおこなっていると、
 審査窓口の対応の変化にも敏感になれます。

■審査担当者との
 人間関係の構築も
 「5年程度」では無理です。

 10年、20年同じ許認可の窓口に通い続けて
 やっと人間関係の構築ができます。

 ここでいう人間関係とは、
 「無理な申請を通してもらう」とか
 「わがままをとおしてもらう」とかではありません。

 専門家と審査担当者が
 人間同士のやりとりができるということです。

 先日、
 某官公庁の審査担当者から
 電話がありました。

 「山内さん、
  熊本支店大丈夫でしたか?」

 私はとてもうれしく思い、
 真面目にコツコツ通い続けてよかったと感じました。

 実務経験22年ということは、
 「生まれたばかりの赤ちゃんが、
  成人式をむかえる期間よりも長い」のです。

 建設業許可の窓口に行かなかった週は
 年末年始や休日除き、
 無かったと思います。

■建設業許可の申請では、 
 専門家として気を付けていることは多数ありますが、
 「虚偽申請や違法な申請には一切関わらない」ということも
 意識しております。

 当たり前のことですが、
 なんとしても建設業許可を取得したい相談者の中には、
 「名義貸し」や「虚偽申請」の方法を
 提案してくる方もいます。

 そのような場合には、
 「弊社は、そのような手続きに一切関わりません」と
 お伝えし私から電話を切ります。

■業務未習熟な有資格者は
 目先の報酬に目がくらみ、
 このような相談に乗ってしまうことがあるようです。
 
 そんなことでは、
 審査官との人間関係構築など
 無理です。

 毎日、堂々と業務を行うためにも、
 本当に知識を必要としているためにも、
 正直にまじめに建設業許可の申請に向き合っていきたいと思います。

以上です。

ご参考になれば幸いです。
※※創業から37年(代表行政書士の実務経験は22年以上)気を付けていることがあります。※※

 1.「説明はわかりやすく」
 2.「説明は短く」
 3.「説明は難しい言葉は使用しない」

創業50年にむけてこれからも、
多くの方のお役に立てるように頑張ります!

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