建設業許可申請には必要に応じて累計約19時間もの事前協議が必要になります。

Pocket

皆さま、こんにちは。
代表の山内隆司(やまうち たかし)です。

昨日は、
東京本店で業務を進めておりました。
夕方、
気分転換に外に出てみると、
近くのとげぬき地蔵で盆踊り大会が開催されてました!

昨日、気分転換に歩いていると東京本店近くのとげぬき地蔵において盆踊り大会が開催されておりました。いくつになっても祭りの雰囲気にワクワクします!
昨日、気分転換に歩いていると東京本店近くのとげぬき地蔵において盆踊り大会が開催されておりました。いくつになっても祭りの雰囲気にワクワクします!

■本日は、
 「建設業許可申請には必要に応じて累計約19時間もの事前協議が必要になります」についてです。

 建設業許可の「技術者の条件」には、
 大きく分けて下記の3つがあります。

 (1)大学の専門科卒業後の実務経験3年以上

 (2)高校の専門科卒業後の実務経験5年以上

 (3)実務経験10年以上

■専門学科については、
 膨大な数の学科が専門科として認定されております。
 ※都道府県で配布されている手引きに記載されてます。

 手引きに記載されている学科と似たような学科名や
 手引き等に記載されていない学科名の場合には、
 行政書士独自に判断できません。

 また、
 認定されるかどうか曖昧なまま申請を進めて、
 最終的に学科が認定されないという 
 遠回りを防止することも必要です。

 そのようなときには、
 都道府県の審査官と事前協議を行います。

 実際、
 都道府県窓口に問い合わせてみると、
 即答できるような内容ではなく、
 内部で確認作業を行います。

■今回の専門学科の認定は
 すぐに返答をいただけるような案件ではございませんので、
 数週間単位での回答待ちの事前協議になります。

 最近の都道府県の窓口は
 大変な混雑状況で、
 電話確認が全くつながらない状態です。

 また、
 審査官から弊社に電話をいただく際に、
 運よく電話に出ることができればよいのですが、
 弊社が電話に出れなかったときに
 審査窓口の方が「何度もかけ直してくる」ということは
 ありません。

 電話確認では、
 上記のようなすれ違いが必ず生じます。

 そのため、
 弊社では電話連絡を選択肢の優先順位の上位にはあげずに、
 都道府県の窓口に訪問するという選択肢を上位にしております。

 窓口訪問に切り替えると、
 業務時間は大幅に増加致しますが、
 ほぼ確実に審査官と協議ができます。

 このように
 しっかりと事前協議を行うことを前提としているので、
 弊社では一切の妥協をせずに
 窓口訪問を続けております。

■実際の事前協議における
 業務報告書がございますので、
 アップさせていただきたいと思います。

申請を行う前段階での事前協議の業務時間報告書です。協議開始から業務終了まで約19時間もの時間がかかります。
申請を行う前段階での事前協議の業務時間報告書です。協議開始から業務終了まで約19時間もの時間がかかります。

■協議開始から協議終了まで、
 約19時間もの時間がかかります。

 このように建設業許可はとても時間がかかる許認可です。

 ちなみに、
 事前協議ですので、
 書類作成や書類提出の時間は一切入っておりません。

 このように建設業許可の事前協議に
 多くの時間を費やすことができるのも
 弊社が建設業許可を専門にしている強みの一つです。

以上です。

ご参考になれば幸いです。
※※創業から37年(代表行政書士の実務経験は22年以上)気を付けていることがあります。※※

 1.「説明はわかりやすく」
 2.「説明は短く」
 3.「説明は難しい言葉は使用しない」

創業50年にむけてこれからも、
多くの方のお役に立てるように頑張ります!

※本ブログの著作権は発行者に帰属し、
 無断転載することを禁止します。