都道府県ごとの建設業許可申請の審査窓口の傾向について

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皆さま、こんにちは。
代表の山内隆司(やまうち たかし)です。

弊社では常時、
6か月以上の長期にわたる協議案件を5件以上ご依頼いただいております。
思考を柔軟にするために、
ハーレー(レンタルバイク)でツーリングにいき気分転換をしてきました!

子供と阿蘇くまもと空港までハーレーでツーリングに行きました!長期の案件をかかえているときには定期的に気分転換が必要ですね!
息子(4歳)と阿蘇くまもと空港までハーレーでツーリングに行きました!長期の案件をかかえているときには定期的に気分転換が必要ですね!

年間100回以上飛行機移動をしてますが、飛行機の離陸する瞬間はいつみても興奮しますね!
年間100回以上飛行機移動をしてますが、飛行機の離陸する瞬間はいつみても興奮します!

■本日は、
「都道府県ごとの建設業許可申請の審査窓口の傾向について」です。

建設業許可は、
「許可取得の難易度が高い」
「立証資料が膨大」
「着手から許可取得まで4か月前後の長期(都知事許可の場合)」
「着手から許可取得まで12か月前後の長期(国土交通大臣許可の場合)」
という、
「簡単に許可が取得できる」許認可ではありません。

事前協議だけで
「6か月以上」の時間を費やすケースも
珍しくありません。

■また、
 上記のように「困難な許認可」にもかかわらず、
 審査窓口の審査官が定期的に異動する傾向がある
 許認可です。

 そのため、
 その年度ごとに審査窓口の傾向は変化していきます。

■今回は、
都道府県ごとの審査窓口の傾向について
ご説明させていただきます。
 
弊社は、
毎週審査窓口に申請をするということを
創業から37年間続けておりますので、
「たまたま」という確率の低い情報はないと思います。

⇒A都道府県

 審査窓口は地域別になり、
 地区担当者の申請処理件数は少なくなる傾向にあります。

 そのため、
 申請受付後に別の部署で行う2次審査の際には、
 1次審査において特に指摘されなかった事項について
 数多く確認が入ることとなります。

 2次審査の際には、
 電話と郵送での協議となります。

⇒B都道府県

 審査窓口は、
 受付票に記載して順番を待ちます。

 慣れている方と新しく異動になった方の
 処理件数による業務速度にバラつきああります。
  
 また、
 申請の確認をするための
 審査票のようなものが存在せず、
 担当者が変わってしまうと一度見てもらった個所でも
 再確認になる場合があります。

⇒C都道府県

 対面審査で行わないのが特徴です。

 そのため、
 確認項目が膨大になる新規申請の際には、
 その場での補足説明ができなく、
 まとめて確認が求められます。

 担当者によって、
 求める資料にバラつきがあります。

 新規申請以外の申請内容でも
 審査に時間がかかります。

⇒D都道府県

 数年単位で
 窓口の処理方法を改善しております。

 審査官の異動も多く、
 慣れている審査官が多い年度と
 そうではない年度での処理速度が全く違います。

 新規申請では、
 過去20年以上指摘がなかった項目についても
 追加資料の指導は発生しております。

■結論として、
今まで以上に困難な許認可となってきております。

また、
難易度も高いのですが、
業務時間も多く必要となってきております。

現在の窓口の傾向を肌で感じ、
どのように許認可申請を進めていくかを
綿密に計画をしていく必要がある許認可です。

以上です。

ご参考になれば幸いです。
※※創業から37年(代表行政書士の実務経験は22年以上)気を付けていることがあります。※※

 1.「説明はわかりやすく」
 2.「説明は短く」
 3.「説明は難しい言葉は使用しない」

創業50年にむけてこれからも、
多くの方のお役に立てるように頑張ります!

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