皆さま、こんにちは。
代表の山内隆司(やまうち たかし)です。
弊社では常時、
6か月以上の長期にわたる協議案件を5件以上ご依頼いただいております。
思考を柔軟にするために、
ハーレー(レンタルバイク)でツーリングにいき気分転換をしてきました!
■本日は、
「都道府県ごとの建設業許可申請の審査窓口の傾向について」です。
建設業許可は、
「許可取得の難易度が高い」
「立証資料が膨大」
「着手から許可取得まで4か月前後の長期(都知事許可の場合)」
「着手から許可取得まで12か月前後の長期(国土交通大臣許可の場合)」
という、
「簡単に許可が取得できる」許認可ではありません。
事前協議だけで
「6か月以上」の時間を費やすケースも
珍しくありません。
■また、
上記のように「困難な許認可」にもかかわらず、
審査窓口の審査官が定期的に異動する傾向がある
許認可です。
そのため、
その年度ごとに審査窓口の傾向は変化していきます。
■今回は、
都道府県ごとの審査窓口の傾向について
ご説明させていただきます。
弊社は、
毎週審査窓口に申請をするということを
創業から37年間続けておりますので、
「たまたま」という確率の低い情報はないと思います。
⇒A都道府県
審査窓口は地域別になり、
地区担当者の申請処理件数は少なくなる傾向にあります。
そのため、
申請受付後に別の部署で行う2次審査の際には、
1次審査において特に指摘されなかった事項について
数多く確認が入ることとなります。
2次審査の際には、
電話と郵送での協議となります。
⇒B都道府県
審査窓口は、
受付票に記載して順番を待ちます。
慣れている方と新しく異動になった方の
処理件数による業務速度にバラつきああります。
また、
申請の確認をするための
審査票のようなものが存在せず、
担当者が変わってしまうと一度見てもらった個所でも
再確認になる場合があります。
⇒C都道府県
対面審査で行わないのが特徴です。
そのため、
確認項目が膨大になる新規申請の際には、
その場での補足説明ができなく、
まとめて確認が求められます。
担当者によって、
求める資料にバラつきがあります。
新規申請以外の申請内容でも
審査に時間がかかります。
⇒D都道府県
数年単位で
窓口の処理方法を改善しております。
審査官の異動も多く、
慣れている審査官が多い年度と
そうではない年度での処理速度が全く違います。
新規申請では、
過去20年以上指摘がなかった項目についても
追加資料の指導は発生しております。
■結論として、
今まで以上に困難な許認可となってきております。
また、
難易度も高いのですが、
業務時間も多く必要となってきております。
現在の窓口の傾向を肌で感じ、
どのように許認可申請を進めていくかを
綿密に計画をしていく必要がある許認可です。
以上です。
ご参考になれば幸いです。
※※創業から37年(代表行政書士の実務経験は22年以上)気を付けていることがあります。※※
1.「説明はわかりやすく」
2.「説明は短く」
3.「説明は難しい言葉は使用しない」
創業50年にむけてこれからも、
多くの方のお役に立てるように頑張ります!
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