経営事項審査申請について

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皆さま、こんにちは。
代表の山内隆司(やまうち たかし)です。

本日は、
熊本支店で業務を進めております。

経営事項審査の位置づけの説明を事務所のホワイトボードを使用して説明させていただきました。
最近、経営事項審査申請に関するお問い合わせが急増しております。経営事項審査の位置づけの説明を事務所のホワイトボードを使用して説明させていただきました。

本日は、
「経営事項審査申請について」です。

経営事項審査とは、
官公庁等から工事受注を受けるための
「指名参加申請」や
「入札」の時に必須となる
「結果通知書」を発行するための手続きです。

■経営事項審査申請は、
 下記のような全体的な手続きの中のひとつとなります。

 A)建設業許可を取得
 
 B)毎年の事業報告書の提出

 C)状況分析申請

 D)経営事項審査申請

 E)指名参加申請

 F)入札

弊社では、
上記のうち、
A)~D)に関して手続きを進めさせていただき、
E)とF)については、
お客様に手続きを進めていただいております。

■経営事項審査申請は、
申請後に発行される「結果通知書に有効期限」があるため、
「毎年」受け続けることが必要になります。

お客様の規模にもよりますが、
会社内のご担当者は
経営事項審査申請を始めてから
「3年前後」経過しないと
資料収集が慣れません。

なぜ、
慣れるまで「3年前後」の時間を必要となるかというと、
・「年に一度」の手続き、
・必要資料の収集が「広範囲」、
・立証資料によっては「細かい」ところまで必要、
という理由が挙げられます。

■下記の手続きをお客様に進めていただく理由を説明させていただきます。
「E)指名参加申請」
「F)入札」

上記の「入札」を
お客様主導で行うことについては、
ご理解いただけると思います。

「入札」の前の「指名参加申請」は、
電子申請等の進め方が「入札」と似ているため、
「指名参加申請」を経験しておくと、
「入札」の際にスムーズに手続きを進めることができると考えます。

そのため、
弊社では「指名参加申請」と「入札」は
お客様主導で進めていただいております。

■また、
 弊社が関与させていただく場合には、
 「なぜ」経営事項審査申請を進めるのかを
 お客様にお考えいただくようにしております。

 会社の規模が大きいと
 「なんとなくやる」
 「やっておいたほうがよい」
 「一度申請を開始したのでやめてしまうともったいない」などの
 理由で継続的になりがちです。

 明確な目標を持つことは
 「経営事項審査申請」では特に大切になります。

■行政書士の変更を希望されるお客様の中には
 「無駄な手続き」を継続している場合が見受けられるからです。

以上です。

ご参考になれば幸いです。
※※創業から37年(代表行政書士の実務経験は22年以上)気を付けていることがあります。※※

 1.「説明はわかりやすく」
 2.「説明は短く」
 3.「説明は難しい言葉は使用しない」

創業50年にむけてこれからも、
多くの方のお役に立てるように頑張ります!

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