建設業許可.comお客様インタビュー都筑様

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■■ 日本許認可センター お客様に伺う ――有限会社 都筑 



 2005年6月に起業した有限会社都筑(つづき)は、2008年10月、念願だった建設業許可を取得することができた。社長の武藤利明氏は、独立心旺盛な若き経営者。建設業許可取得にあたり、日本許認可センターに手続きを依頼した理由と、満足度についてお話をうかがった。

もくじ 
  1. 「有限会社都筑」について
  2. 意外な誤算
  3. 許認可センターへ依頼
  4. 申請内容を変更
  5. 今後の期待


■「有限会社都筑」について

―最初に武藤社長ご自身の経歴と、「有限会社都筑」の業務内容を教えてください。

武藤氏 都筑は2005年6月に設立した有限会社です。得意分野は内装工事です。多くの業者さんと共同で作業を進める案件が多いうえ、建設業界は金融不況のせいで景気が悪いと言われていますが、おかげさまで業者の方や設計事務所、既存のお客様からの紹介で仕事がつながり、設立以来、苦しい営業をしたことがありません。弊社に関しては環境に恵まれ、業績は順調と言えると思います。

私はもともと、建設業を営む父母のもとで育ち、最初の就職先も建設関係の会社を選びました。そこで建設業のノウハウを学んだといいますのか、“流れ”をつかむことができ、自分なりのやり方のアイデアも浮かびました。仕事にやりがいはあったのですが、当時の世相もあったのか賃金もそれほど高くなく、休みも取れない厳しい職場だったことも事実です。こんなに苦労するのなら、がんばって独立して、好きな仕事を自由にやりたいと考えたのが5年前でした。

■意外な誤算 

―独立しよう、と決意されてからのことをお聞かせ下さい。

最初の会社を退職後、当初はもう少し研鑽を積もうかとも考えましたが、結局、独立を目指すのならと、父の会社の名前を借りて個人事業主として業務をスタートし、3年前に「都筑」を立ち上げました。

  山内:建設業許可を取るのには、5年以上の経営者経験が必要です。武藤社長はそこのところを考えられて、個人事業主2年、法人での経営経験3年で計5年目指されたのでしょう。通常はこうした合算は認められるケースだからです。

武藤氏 そうです、私は「08年1月になれば、ひとり立ちしてから5年だ。建設業許可が取れ、名実ともに独立が果たせる」と思っていました。許認可、ですから、細かいことはよくわからなくても、まあなんとなく行政書士に頼むのだろうと思い、07年の12月から行政書士を探し始めたのです。

―行政書士はすぐに見つかりましたか。

最初からそうはうまくいきませんでした。まず、知人に紹介された行政書士に連絡を取ってみたのですが、事務所だと思っていた電話番号が個人宅だった様子で、少し話をしてみても「この人に依頼したい」とどうしても思えませんでした。自分の中の「行政書士」というイメージとかけはなれていました。

  山内:小さなことですが、自宅と会社を分けてきちんと営業活動をするということは、行政書士という資格業務にビジネスとしてどう取り組んでいるか、お客様に伝わる重要なポイントだと私は考えています。行政書士といっても、実際にそれだけで生活していけるほど仕事をしている人はおよそ3割ほどと言われているのです。

武藤氏 そこで、次にインターネットで検索し、会社に近い場所にある行政書士を探し出しました。この先生とは連絡もスムーズに取れたのですが、話を進める中でひっかかるところが出てきました。

―許可は申請されたのですか?

はい、でも残念ながら許可されなかったのです。神奈川県庁建設業課から、許可が下りなかった理由も聞きました。なんと、個人事業主として働いていた2年間が、父の会社の名義を借りていたために、経営経験に含まれないということだったのです。

―それはどうしてでしょうか?

本来、独立を目指して始めた個人事業でしたから、税理士にも相談して、税務上の処理を別にしてもらうなど、注意は払っていました。しかし、名義が同一だったため、被雇用者扱いになってしまい、必要な年数に足りないと判断されてしまいました。

―それを聞いて武藤さんはどうされましたか。

まずは行政書士の先生にどうしようか相談しました。最初はその先生も、申請は大丈夫だ、と話していたのですから。ところが、いざ許可が下りないとなると、「期間の問題だから、このままでは取れませんね」といわれてしまいました。

あと2年待てば取れるじゃないか、ということも確かにあったのですが、「なんとかやり方があるのではないか」とも思いますよね。ですから、こちらから「何とかなりませんか」と、お願いしてみたところ、今度は「ウチの(事務所の)印象が悪くなるから」と。

私は何とかしてほしい、という一心だったのですが、まるで何か「無理をしろ」と言ったように受けとめられてしまったようで……。その時はどうしようかと思いました。

■許認可センターへ依頼 

―武藤さんはそこからどうされたのですか。

実は、最初の頃、インターネットで行政書士探しをした時に、許認可センターのホームページは見ていたのです。「建設業の許認可専門」という言葉にひかれていたのですが、なんとなく、会社を経営するならいろいろ頼みやすい、近くに住んでいる行政書士の方が便利かなと思いこんでいました。

でも、行き詰った以上、専門の先生に一度は相談してみようと思い、7月に経過を書き込んだメールを思い切って出してみました。そうしたら、翌朝、すぐに電話がかかってきたのです。メールで相談したのだから、何日かたってメールで返信があるのかなと思っていましたから、電話でお返事がきたのは嬉しかったです。

電話で話をしたあと、「おそらく(許可は)大丈夫でしょう」という話になったのは嬉しかったです。とりあえず、すぐに面談の予定を入れてもらい、巣鴨まで行きました。

  山内:電話で武藤社長のご事情を伺い、その段階で無料相談に来ていただくことをお勧めしました。建設業の許認可を数多くてがけていますから、武藤社長の件もおおむね、道筋が見えておりました。

―無料相談を受けて、どう思われましたか。 

武藤氏 初対面の時から具体的な話になりました。私の場合、母が長く父の会社の役員をしていたので、私の会社の役員に来てもらえれば条件はクリアできると、明確に示してもらえました。面談では「都筑」の書類を見てもらい、見積もりをすぐに出してもらいました。一度持ち帰り、母や父にも相談したうえで、翌日には正式にお願いしたのです。

  山内:私の場合、案件を受ける以上は、ほぼ確実にお客様のご要望どおり、許可が取れるという前提で話を進めます。専門(スペシャリスト)としての経験の厚みが、こうした判断力に結びつきます。

■申請内容を変更

―許認可の要件は、納得できる内容でしたか。 

武藤氏 山内先生からのご提案で、母を役員に入れれば許可が取れるという話になったとき、実は最初、少し迷いました。5年間一人でやってきたわけですし、自分の力でやりたいな、という思いがあったのは事実です。

山内先生といろいろ話をしてみて、「許可を取ることが目的ではなく、その後、ビジネスをうまく回していくことが社長の使命です」と言われてああそうだ、と気づきました。

ですから、申請手続きの中で、従業員の国家資格者を登用するよう山内先生からアドバイスをいただいたときにも、もうわだかまりはありませんでした。

  山内:説明しますと、建設業許許可を取る際に、手がける工事の種類によって、国家資格を持つ専任技術者を登録する必要があるのです。武藤社長も資格をお持ちですが、従業員の方の資格の方が、より多くの工事を請け負うことができる。こうしたところも、長い目で見れば、事業の信用につながります。ですから、私からお勧めして、専任技術者の登録を行いました。

■今後の期待 

―振り返って、一連の申請手続きは、納得できる内容でしたか。

武藤氏 最初の行政書士の先生にお願いしてだめだったとき、一時は「もういいかなあ」とも思いました。別に私に落ち度があるわけではないし、期間がくるまで2年まとうかな、と。でも、あきらめず、専門の先生に相談して良かったと今は思います。

会社が成長していくためには、銀行との取引の上でも、施主さんとの関係の上でも、建設業許可は必要です。納得のいく形で早く許可がおりたので、事業も拡大していくことができます。

山内先生は経営コンサルなども手がけていて、すごいと思います。これから私も勉強をしなければいけませんし、長くおつきあいして、いろいろ相談できたらいいなと思っています。

  山内:武藤社長とは、いろいろなやりとりを通じて、私どもの価値観はお伝えさせていただいております。今後、専門家の紹介も含め、さらにお役に立てると思います。どうぞよろしくお願いします。

武藤社長、本日はお忙しい中、
貴重なお話をありがとうございました。

※ 取材日時 2008年10月
※ 取材制作:カスタマワイズ
@建設業許可.com


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