許可が取れないケース>光和コンピューター様
■ 日本許認可センター お客様に聞く - 株式会社光和コンピューター様
光和コンピューターは、今後の大型案件の受注に向け建築業許可が必要だった。同社、常務取締役の北中様に日本許認可センターに仕事を依頼された理由について詳しく伺った。 | |
もくじ |
- 光和コンピューターの事業内容
- 建築業許可が必要になった背景
- 日本許認可センターに決めた理由 ~企業の視点で物事を話せる~
- 日本許認可センターのオフィスへの不安
- 日本許認可センターの仕事への満足度
- 建築業許可が必要な会社は、山内さんを薦めます
- 今後の抱負
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-- 光和コンピューターの事業内容についてお聞かせください
光和コンピューターは、主に出版社や書店様に向けたシステムの開発を強みとしております。主な製品としては、書店で効率的な店舗運営を行うためのPOSシステムなどを販売しております。
また2007年3月には、関連会社である光和ネットサービスと事業統合し、その周辺を支えるLAN構築や配線工事も請け負っています。
-- 年商と組織規模を教えてください。
2007年は12億円で、従業員数は115名です。
-- 建築業許可が必要になった理由をお聞かせください。
業界関係者は周知のことと思いますが、LAN構築や配線工事などで500万円以上の物理的な工事を伴う際には、建築業許可が必要となります。
2007年以前に、光和ネットサービスとして仕事を請けていた時は、主に500万円以下の工事を中心に受けておりました。
しかし、2008年に光和コンピューターと光和ネットサービスと合併後、会社の規模が拡大し信用が増したこともあり、500万円以上の案件が見込めるようになってきました。
-- 建築業許可は、なぜ今この時期に取られたのですか?
2003年当時、1度は申請しようとして調べたのですが、都庁に相談に行ったところ「経営者経験が5年以上ないとだめだ」と言われ、一時取得を諦めました。
光和ネットワークは2000年に立ち上げましたので、最低でも2005年からしか取れませんでした。2005年からは取りたいとは思っていましたが、必要性に迫られていなかったので先延ばしにしてました。
また昨今では法令順守やコンプライアンスの強化等も叫ばれている中で、メーカー側からの要望も強くなってきました。以上の理由から、本当に必要性に迫られて取らなければならなくなってきたのは、ここ最近です。
-- なぜ日本許認可センターに依頼を決めたのですか?
他の行政書士とも話しましたが、大半の行政書士は定型的・機械的な対応をされる方がほとんどでした。そんな中、山内さんの対応は他の行政書士とは違うなと感じたからです。
3. 日本許認可センターに決めた理由 ~企業の視点で物事を話せる~ |
-- 他の行政書士と違うと感じた点を教えてください。
山内先生の対応です。
行政書士の多くは、機械的な返答や必要書類に何が必要かというのを重要視される方が多いと思いますが、我々企業が求めているのは、企業側の立場に立ってお話をしていただけるかどうかということです。
-- 企業側の立場とは、どういうことでしょう。
企業側の立場とは、一方通行の対応にならないということです。例えば、「許可を取るために必要な書類、方法はこれです。」という対応ではなく、どうすれば許可が取れるかを一緒に考えてくれる立場に立ってくれるという意味です。つまり、行政書士という顔と、許可を取る側の企業の顔という二つの側面を持ち合わせ、その両方の立場に立てる人です。
山内さんの場合は、「できる」「できない」の2軸の視点だけでなく、どうすればできるかを一緒に考える、という立場にたってお仕事をされていらっしゃいました。
主観ですが、弁護士や税理士さんの先生方が多くいらっしゃる中で、こういった視点で物事を考えられる先生方は意外と少ないと思っております。
-- 企業側の立場に立てない行政書士が多いのは、何か理由があるのですか?
行政書士というと、経験が豊富で、言っていることは全て正しいと捉えられがちですが、実はそうではありません。多くの行政書士がいる中で、スペシャリストと呼べる行政書士は一握りしかいません。
理由は、行政書士になるために国家試験で建築業許可の実務という科目はないからです。顧客との折衝力や対応力、ノウハウなどは、実務で磨くしかありません。実務経験が浅ければ、案件の対応能力に差が出るのは当然のことです。
実務経験の浅い行政書士の場合は、経験外の案件が来た場合には、規定書類に記載されているような機械的な返答にならざるを得ません。
それが一番大きな理由であると思います。
-- その他、他の行政書士との違いはありましたか?
山内先生はお会いした時に優しく、お話がしやすかったというのもポイントでした。 人柄は顔に出ますからね。 社員を採用するときでもそうですが、人柄、考え方や姿勢など履歴書では分からないことの方
が多いですから。
以上の事柄を総合的に検討し、山内先生に任せることが最も良いと考え、最初の相談の際にその場で「お願いします」と言いました。
-- 光和コンピューターは規模も大きく立派なオフィスですが、アットホームな山内さんの
オフィスに違和感はありませんでしたか?
確かに山内さんのオフィスはアットホームで、大きくはありません。
ですが、オフィスで信頼をするかどうかは決めません。それよりもっと大事なことがありますからね。
-- 大きな行政書士事務所で、綺麗な部屋に通されて・・・というのを想像する方も
いらっしゃると思いますが?
そういったことは比較検討の要因にはなりませんでした。
それは、目的が建築業許可を取ることで、
それをできる人を探していたからです。
光和コンピューターも2000年の6月に会社を興したとき、元は倉庫で使われていたビルの地下2階からスタートしています。
企業には背伸びしなければいけない時期もありますが、その時期やビジネスの種類において適正な規模というのがあります。
また行政書士の先生方のように、個人の経験やノウハウが必要となる業種の場合、企業規模と業務のクオリティーは関係ないでしょうから。
-- 山内の仕事の質に対する評価をお聞かせ下さい。
非常に良かったです。
良い点として下記3点が言えます。
最初に、スピードです。
山内先生には非常にスピーディーに仕事をしていただきました。
忙しい中でも、ポイントを押さえて作業をしていただけたことが大変ありがたかったです。
次に、フォローの手厚さです。
我々は資料を準備するだけで、全てお任せできました。
限られた時間の中で、できるだけ光和コンピューターの工数を割かないよう仕事を進めていただいたので
非常に助かりました。
最後に、相談ができるということです。
光和コンピューターの立場に立って、我々が望んでいるものに対して、適切にアドバイスをいただきました。
6. 建築業許可が必要な会社は、山内さんを薦めます |
-- 光和コンピューター以外にも建築業許可が必要な会社が身近にいれば、
日本許認可センターを薦めますか?
そうですね。
建築業許可を取るためには、経験とそれに伴うノウハウが必要です。
また、当社のような場合には、機械的な対応だけでなく、私たちの視点になって考えていたくことも必要になってきます。
これらの観点から、山内さんに頼むことは意義のあることと考えます。
今後下請け会社や関連会社が建築業許可を取る必要性がある場合は、山内先生を薦めます。
-- 今後、日本許認可センターに望むことがあれば一言お願いします。
これからも、光和コンピューターは出版・書店システムの開発を手掛けていくとともに、LAN設備などの周辺工事にも力を入れていく所存です。山内先生には、他にも工事関係の許認可を必要とする場合があると思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
お忙しい中、有り難うございました。
※ 株式会社光和コンピューター様のWebサイト
※ 取材日時 2008年9月 |