@建設業許可.com


許可が取れないケース>スコープ様

■  日本許認可センター お客様に聞く - 株式会社スコープ

  @建設業許可.com  




集客から店頭の販売サポートまで、販売促進をトータルでサポートしているSP広告会社、株式会社スコープ(東京都新宿区、社員230名、年商153億円/2008年4月現在)。
同社では、業務を拡大し、顧客サービスを充実させるため、建設業許可を受けることを決断した。しかし、広告会社である同社がどうやって建設業許可を受ければいいのか思い悩んでいたところ、日本許認可センターからのアドバイスを受け、一般建設業許可だけでなく、工事金額に関わらず元請けとして業務を請け負うことができる特定建設業許可も取得することとなった。
取締役副社長 SP統括本部長 會田憲治氏と執行役員 事業開発本部 本部長 加藤博人氏に、その経緯を伺いました。
@建設業許可.com

もくじ 
  1. 商品やサービスの販促をサポートするSP広告会社「スコープ」
  2. 一気通貫の提案を実現するために必要だった建設業許可
  3. お客様への基本姿勢が前向きに見える
  4. スピーディかつ低コストで効果的なものを作れるのが強み
  5. 同業者から日本許認可センターを紹介
  6. 最初の打ち合わせで日本許認可センターへ任せることに
  7. 1カ月で申請準備を完了
  8. 工事金額に関わらず元請けとして請け負うことができる特定建設業許可を取得
  9. プロとしての仕事ぶりに、今後の活躍を期待


■商品やサービスの販促をサポートするSP広告会社「スコープ」

@建設業許可.com --スコープの業務内容を教えてください。

會田憲治氏(以下、敬称略):当社では、販売促進のためのプロモーションやマーケティングを中心とした総合的な広告業務を行っています。

主に、スーパーやコンビニエンスストア、百貨店、専門店といった小売業者様の店頭におけるセールスプロモーションの企画・実施を得意としていますが、最近では、メーカー様や流通業様からの依頼を受けたり、インターネットを活用したプロモーションのお手伝いをしたりする機会も増えています。

■一気通貫の提案を実現するために必要だった建設業許可

--販促活動などの広告業務を行っている貴社が、なぜ、建設業許可を取得することになったのでしょうか。

會田:建設業許可についてお話をする前に、小売業者様の市場環境について少しお話しさせてください。

--わかりました。

會田:現在、国内市場は人口が減少しているため縮小傾向にあります。たとえばスーパー業界を見ても、ここ数年、売り場の面積は増えているのですが、逆に坪効率は減少しています。

そのため、「どうすればモノが売れるのか」「どうやって集客すればいいのか」、どの小売業者様も悩んでいます。

--貴社の提案・実施するプロモーション活動は、これまで以上に重要なものになってきますね。

加藤博人氏(以下、敬称略):その通りです。しかし、当社が提案する集客のためのマーケティングや店頭におけるプロモーション活動の効果をより高めるためには、店舗全体の設計や改装をはじめとした店内外の装飾など販売@建設業許可.com環境づくりが必要となる場合もあります。

 要するに、店舗のデザインもプロモーションの一部だと私たちは考えているのです。

會田:しかし、これまでは建設業許可を受けていなかったので、ちょっとした装飾や什器の開発などは手掛けることができても、相応な施工工事となると当社では請け負うことができませんでした。

そこで、当社でも建設業許可を受けることで、施工工事を請け負うことができる体制を整え、お客様の売り場をこれまで以上に活性化させる提案を一気通貫で実現したいと考えました。

■お客様への基本姿勢が前向きに見える

--お客様からの要望もあったのでしょうか。

@建設業許可.com 會田:建設業許可を取ってほしいというような直接的な要望は受けていません。

しかし、これまでのように縦割りの体制ではなく、プロモーション活動を一元的に任せていただいたり、逆に当社から提案できたりするようになれば、より強力なパートナーシップを築くことができるのではないかという話をしたことはあります。

今回、建設業許可を受けることになり、これまで以上にお客様への基本姿勢が前向きに見え、効率化やコストダウンはもちろん、プロモーションの統一感が向上するといった効果も見込めることなどから、好感触を得ています。

■スピーディかつ低コストで効果的なものを作れるのが強み

--施工工事などは専門的な業務なので、お客様としては専門業者に任せた方が安心なのではないでしょうか。

@建設業許可.com 加藤:小売店の店頭プロモーション活動は、長くても3カ月、短ければ週単位で変わっていくものがほとんどです。

当社は、これまでそういった短期間だけ使用するような装飾や施工工事を主に手掛けてきましたので、スピーディかつ低コストで効果的なものを作るのが得意です。

一方、施工工事を専門で行っている会社では、使用期間が短くても、何年も使えるようなものをじっくりと作ってしまうことも多いようで、見栄えや機能は変わらないのに、コストやスピードが全然違うので驚かれることもあります。

もちろん、当社が長期間使用できるものを作れないというわけではありませんので、適材適所で柔軟に使い分けることができるというのが、当社の強みになると思います。

■同業者から日本許認可センターを紹介

--それでは建設業許可の申請について、日本許認可センターに任せることになった経緯を教えてください。

會田:そもそも私自身も含め、一部の社員は、当社が建設業許可を受けていれば、もっと、効果的で、突っ込んだ提案ができるのでは、と考えていたようです。

一方、建設業許可の条件などを読んだだけでは、当社が建設業許可を受けることができるのか、どのくらいの手間が掛かるのか、わかりませんでした。

日本許認可センターに相談する前に、個人的な知り合いや当社で業務をお願いしている行政書士に、建設業許可について問い合わせたのですが、大変そうだというあいまいな情報しか得られませんでした。

加藤:そこで、挫折しかけたのですが、イベントの業務などでご一緒させていただくことの多い株式会社パワーアップ(以下、パワーアップ)様が建設業許可を受けたということを知り、すぐに、どうやって建設業許可を受けたのか教えてもらい、日本許認可センターを紹介していただきました。

■最初の打ち合わせで日本許認可センターへ任せることに

--実際、日本許認可センターに相談してみて、建設業許可に関する疑問や不安は解消しましたか。

加藤:最初に、日本許認可センターの山内さんと打ち合わせをさせていただいたとき、これは行けると思いましたので、その場で許可の申請手続きをお願いすることにしました。

--それは、かなり思い切った決断ですね。

加藤:いいえ、そうでもありません。

山内さんは、ただ「大丈夫です」と言ったわけではなく、当社の現状やこれまでの事業活動を確認しながら、「この要件はこれでクリアできます」とか、「この要件を満たすためにはこういう作業が必要です」というように、具体的かつ論理的に説明してくれました。

パワーアップ様をはじめ、とても数多くの建設業許可申請の実績もあり、その場で判断できるだけの情報を十分に提供してくれましたので、判断を先送りする理由は何もありませんでした。

■1カ月で申請準備を完了

--申請を準備する過程で苦労されたことはありましたか。

加藤:何もありません。むしろ、日本許可センター以外のところに頼んでいたら、こんな短期間で申請の準備を進めることはできなかったのではないでしょうか。

--準備期間はどのくらい掛かりましたか。

加藤:当初の予定通り1カ月ぐらいです。山内さんのアドバイスが的確なので、非常にスムーズに準備作業ができました

--具体的にはどんなアドバイスが的確だったのでしょうか。

加藤:たとえば、特定建設業の許可を受ける場合、会社の財産的基礎が安定していることを示さなければならないのですが、当社の財務情報は建設業許可の申請用に整理されているわけではないので、どのような情報を集めてくればいいのか、どんな形にして提出すればいいのかわかりませんでした。

そのようなときでも、明確に指示をしていただけましたので、作業担当者も戸惑うことなくスムーズに作業を進めることができたようです。

@建設業許可.com 特定建設業許可とは
元請けとして大きな工事をする際に、一定金額を下請けに出す際に必要な許可です。一定金額とは、建築一式工事業の場合4500万円以上、その他の工事については3000万円以上です。当然、一般建設業許可よりも厳しい条件をクリアすることが求められます。
(行政書士法人日本許認可センター 山内隆司)

■工事金額に関わらず元請けとして請け負うことができる特定建設業許可を取得

--当初から、特定建設業許可の取得を考えていたのですか。

@建設業許可.com 會田:日本許認可センターに相談する前は、右も左もわからず、一般建設業許可をどのように取得すればいいのかもわかりませんでした。

しかし、相談した時点で、専任の技術者がいれば当社でも特定建設業許可を取得できるということがわかりましたので、体制を整え特定建設業許可の申請を行うことになりました。

--特定建設業許可を取得するメリットは何ですか。

會田:やはり、工事金額に関わらず元請けとして業務を請け負うことができることです。これまで、当社だけでは請け負うことができなかった規模の提案も積極的にできるようになりますので。

■プロとしての仕事ぶりに、今後の活躍を期待

--最後に、日本許可センターへ今後の期待などあればお聞かせください。

@建設業許可.com 加藤:山内さんはすごく実直な方で、直接お会いしたときはもちろんですが、メールなどでも懇切丁寧に教えていただけたので、とても助かりました。

今後も、いろいろと相談にのっていただければと思います。

會田:建設業許可のことをよくわからなかった私たちに、とてもわかりやすく説明していただけました。まさにプロの仕事です。

山内さんは、企業コンサルタントとしての潜在能力も非常に高いと思いますので、ぜひ、その方面でのご活躍も期待しています。



お忙しい中、有り難うございました。

※ スコープのWebサイト
※ 取材日時 2008年10月
※ 取材制作:カスタマワイズ


@建設業許可.com


≪業務方針≫無料相談予約の前に必ずお目通しください。業務方針はこちらから
☆インターネット限定☆無料相談実施中!(見積無料)最短24時間以内の打合せ可能
今すぐお電話を!(通話料無料・携帯電話からの通話可能)
0120-10-7893(月~金9:00~18:00)
土日祝日・時間外専用サポートダイヤル(お客様専用サポートダイヤル) 
090-3002-4799(土日祝日9:00~20:00/月~金18:00~20:00)
☆メールでのお問い合わせも簡単☆

⇒無料相談フォームはこちらからどうぞ
(24時間365日受付中。24時間以内にご返信させていただきます。)

@建設業許可.com