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― 今日は、隆貴興が建設業許可を申請されたことについてお話をうかがいたいと思います。最初に隆貴興の概要について教えてください ![]() きれいな仕事という意味は、解体はゴミも出ますし音も出ます。ビルの解体であれば、解体した後に新たにビルが建設されます。近隣の方を大事に進めないと後の工事にも影響しますので、そういうことも考えて近隣の方に気を配って作業を進めることを心がけています。 ― この度建設業許可を申請されましたが 今年は11年目になるので建設業の認可を申請しようと考えていました。インターネットで申請を代行してくれるところを探し始めたのは2008年1月頃でした。
― インターネットで申請の代行をしてくれるところを探したということですが、始めから専門家に依頼しようと思いましたか ![]() ― 数あるサイトの中から許認可センターを選んだ理由を聞かせてください 検索エンジンで探したのですが、代行してくれるところはたくさんありました。 まず自分の会社から近いところから探していきました。価格の安いところも探してみました。何日かかけてかなりの数のサイトを見ました。 みんな同じようなページでインパクトがなかったし興味がわかなかったのですが、許認可センターのページだけが「俺にまかせろ」って威張っていました。その自信のありようと代表の山内さんの顔写真が大きく出ていたところに安心感がありここに頼もうと思いました。 ― ほかの行政書士のサイトはどうだったのですか ほかはとにかくいろんなことをやっているんです。そのせいかかえってなにをやってもらえるのかわからなくて響いてこないのです。ありきたりで事務的な感じもしました。 解体の仕事をしていると、役所にさまざまな書類を提出する関係で、行政書士や司法書士の事務所に依頼することが少なくありません。サイトが事務的なところは事務的な処理をするものです。経験的にそう思っています。 山内さんのところは、「建築許可が一番得意だ。それだったらうちにまかせろ」と訴えていたので、それならまず話をしてみたいと思ってサイトから問い合わせをしました。
![]() 「自信がありそうなところが
いいんです」と鈴木社長 すぐに電話がかかってきました。こういう依頼もやっぱり人とのつきあいですから、相性というのがあると思うのです。合わなかったら無理なので、会ってみようと思って会いました。 ― 会ってみての印象はどうでしたか 自分の仕事に誇りを持っていることを感じ、とても共感を覚えました。その場で依頼することを決めました。支払いは前金で、請求書を持ってきてくれていたので「じゃあお支払いします。すぐやってください。」ということですぐに振り込みました。 ― 金額はどうでしたか 妥当な価格だと思いました。安いところはきりがないでしょうけれど、やっぱりしっかりできるかどうかが大事です。しかも、よそから聞いている値段とも変わりませんでした。 ― よそからとは この業界の知り合いはみんな社長連中で、建設業許可をとっているので、以前から大体の話は耳にしていました。金額の相場というのは知っていました。 ― それでは、ここで許認可センターの山内さんにお聞きします。申し込みメールにはどんなことを書いてもらうのですか 申し込みページは、お手数をかけないようにすべてチェックをいれてもらえば済むようにしています。 お名前、ご住所、連絡先、新規許可申請か更新かなど。それから連絡方法はメールがいいか、FAXがいいか、電話がいいかなどをチェックしてもらいます。 ― サイトから問い合わせをもらって電話をされたのですか メールでは伝わり方が違うので電話をしました。それで用件をお聞きして、その段階で許可が取れるかどうかが八割がたわかります。許可が取れそうだと思いましたので、「では会いましょう」ということで翌日会いに行きました。 ― 会いに行くときは、山内さんの方では仕事を受けるおつもりで向かわれるのですか はい、そうです。でも、その後弊社の業務方針をご理解いただけないお客様に対しては「いただい たお金を全額お返ししますから仕事をやめましょう」というケースもときにはあ ります。
― 許認可センターへ依頼しての評価について聞かせてください ![]() 第二に、応対が丁寧でした。 第三に、人柄に信頼を持てました。 ― 順にお聞きします。評価の第一「大変スピーディにやってもらいました」とは具体的には 11年目の今年中にとれればいいかと思っていたのですが、はじめに相談したときに「11年目を迎えたらすぐにとれるようにします」と言ってくれました。順調に進めてもらって思った通り最短で進んできました。 ― 評価の第二「応対が丁寧でした」とは 電話での受け答えも、会ってからも丁寧でした。わかりやすくて。普段の仕事が現場なので事務的なことは苦手なのですが、わからない言葉を使わないように気を遣ってくれました。例えば準備する書類のことを説明するのでも口頭で言いつつ、その場でメモにして渡してくれました。そういう細かいところに手が届くようにフォローしてくれたところもよかったと思っています。 ― 評価の第三「人柄に信頼を持てました」とは これはちょっとしたエピソードなのですが、私の自宅に訪問してもらったことがありました。ちっちゃい子がいるんですけど、その子供がお菓子を山内さんにあげました。士業の人は私から見たら偉い人の部類で別世界の人なのですが、その人がちゃんと自分の業務が終わったあとに「おいしい」といって食べてくれるんですよ。 うちの子どもも喜んで、その時に「ああ、間違いなくいい人だ」と感じました。 うちに来るほかのお客様で普段お菓子を食べない人がいるのですが、もらっても置いて帰ります。そうすると子どもながらに「食べなかったんだ」と寂しそうです。それを山内さんは目の前で食べてくれたので、子どもは喜んで自慢げにポーズを決めていました。
― 山内さんにお聞きします。申請に必要な書類について教えてください まず、10年間経営を続けてきた証明として10年間の決算申告書を揃えていただきます。 ― 10年分が保存してあったのですか ほとんどの年数分が保存してありました。2年分くらいはどこかへ提出したようでコピーしか手元になかったので顧問の税理士のところの保管分を使いました。
― ほかには何が必要ですか 10年間、とぎれなく営業してきた証明として売上先への請求書の控えを準備していただきます。私の場合は、あるだけの売上の請求書を準備してくださいとお願いします。 ― 10年分を全部保存してあったのですか パソコンを使う前はワープロで請求書を作成していたということで、その頃のものはないものもありました。要件を満たすくらいはぎりぎりありました。 ― 要件を満たすくらいというのは、どれくらいですか 年間約4件分で10年分があればいいのです。その年間4件は、大体3ヶ月ごとくらいに必要です。細かくなってしまうので、私は「あるだけください」といって説明しています。 ― 10年分の請求書というとそろえるのが大変ではないかと思うのですが、それらはすぐにそろったのでしょうか そろうまでは早かったです。その書類を探しだすのに時間がかかるケースもありますので、かなり早かったですね。 ― 山内さんの方では次になにをされるんですか まずそろえていただいた資料をもとに提出書類をつくります。足りないものがあれば追加書類をそろえてくださるようにお願いします。 ― 追加書類ですか 売上が確かにあったことを証明するのに通帳の入金も見ますので、通帳も必要です。
― あらためて山内さんにお聞きします。申請の要件について簡単に教えてください ![]()
なぜ、財産的要件を最後にお尋ねするかというと、500万円にこだわって要件を満たしているのにあきらめてしまうことがあるからです。この500万円は残高証明さえとれればいいのでなんとかなるケースは今までもありました。 それらの要件をうかがって、決算書や通帳や請求書をそろえてもらいます。そろった段階で申請書類を作成します。 資料準備を始めたのが2月下旬でした。資料はすぐにそろいました。書類の作成期間は2日~3日でした。そして、今回申請したのが3月中旬のことです。 ― 3月中旬に申請をされたということですが、11年目になるのは4月ですよね 4月で丸10年ですが、ほかの書類がそろった段階で申請に行きました。ほかの行政書士は条件を満たした後、1ヶ月か何週間か経過してから申請に行きます。私はこう考えます。10年という要件を満たすことはわかっていることですし、その前にほかの書類を見て欲しいので前もって申請に行きます。今回は担当官庁が都庁でした。窓口は毎年毎年担当者が代わるので、相手が不慣れなことも少なくありません相手がとまどっているときには、こちらの方から「これはこうだから」と教えることもあります。 担当者に書類を見てもらった結果追加指示がきたので、すぐに鈴木社長に伝えて準備してもらいました。 追加書類は、通帳に記載のある金額にかかわる資料の提出を要求されました。 建設業のみなさんは、建設許可を取ることを前提に準備されている人が多いのです。だから比較的資料はスムーズに出てきます。今回は、すでに営業を辞めてしまった金融機関との取引がありましたので、通帳のない期間がありました。
― 山内さんにお聞きします。許認可センターが向いている会社あるいは人はどういう方ですか 決裁権のある社長が理想的です。私がお願いした必要書類を、「はいわかりました」と最短の期間で準備してくれる方です。私がこれをくださいといったときに「何で必要か説明してください」という人がいます。そうすると進まなくなります。総務の方が窓口の時など、その方に決裁権がないと時間ばかりかかることがあります。そういう会社は向いていません。 先ほど鈴木社長が、私が難しいことを言わないとおっしゃいましたが、基本的に説明をしたくないという考えです。難しい言葉を使うと説明をしなければなりません。説明を求める方には説明をしますが、その分進行が遅くなります。なるべく早く許可が取れることがお互いにとってメリットがあると考えていますので、私が概要を聞いて判断し、「ではこれを準備してください」「わかりました」というようにスムーズに進めたいのです。その意味で鈴木社長は理想的なお客様です。
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![]() ビルの解体工事現場におじゃましました。(左)隆貴興 鈴木隆央社長 (右)許認可センター 山内隆司
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お忙しい中、有り難うございました。
※ 株式会社あどQ様のWebサイト ※ 取材日時 取材日時 2008年4月 |
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